こんにちは、僕です。
人間誰しも弱く臆病な心は持っていると思います。
なので・・・初めから ”強い人” というのは存在しないと思ってます。
強く見える人というのは弱い心に負けない・抑え込める人の事だと思ってます。
(臆病・怯弱・柔弱・小気・軟弱・小心・気弱・・・・etc)
斯く言う僕も ハートが弱いと専らの評判なのです(´-ω-`)
(バスケ現役時に”ガラスのハート”って あだ名でした・・・・)
今回は、 ”弱い心”に支配されつつも
必死に抵抗した日の奮闘記を書きたいと思います。
先日、本当に久しぶりに休日に晴れマークが現れました。
この機を逃す術はないので、僕は旅(バイクで日帰り)に出る事にしました(ﾟДﾟ)ﾉ
目指すは霧島方面へ。
何度も言いますが僕は極度の方向音痴です(´-ω-`)
仕事上 道に迷う事はタブーですが
でも旅に関しては問題ないのです♪
迷った先に色んな人・碑・自然に出会う事があるからです|дﾟ)
案の定 今回も予定の道から外れてしまうんですが・・・・
偶然、弁慶と出会いました。
猛暑の中 道中急いでましたが、これも縁と思い40ｍ歩き弁慶に会いに(*’▽’)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(?_?)
気を取り直し 先を急ぐことにしました。
久しぶりにバイクで走る爽快感は言い表せられないのですが・・・
森の中、激突してきたカナブンは
一瞬エアガンで撃たれたのかと錯覚するほどの激痛でした(;´Д｀)
そうこうしてると、本日の目的地に到着しました。
そう、今回は昭和63年に廃止になった、JR山野線の枕木を利用した
「日本一の枕木階段」への挑戦です。
以前、3333段の日本一の石段を登った事のある僕としては
完全に561段の枕木階段を舐めきってここに来てるのです|дﾟ)
羊会との戦いで踵の後遺症が少し残る中
この561段を休憩なしで登ろっかなとか考えてたりするのです(;´Д｀)
ともあれ 軽い気持ちで登り始める僕。
☟☟見上げると こんな感じ☟☟
石段と違い、枕木なので柔らかい踏み応え。
右側は555段だけど、あえて左側561段を順調に進む僕( ｀ー´)ノ
このブログを書きながら「また1人で行ったのか・・・・」という声が聞こえてくるようですが・・・
残念ながら旅の仲間がいます(。-`ω-)
☟☟紹介します☟☟
昆虫の中で唯一 触れることのできるテントウムシくんです(´-ω-`)
お互い励ましあいながら561段を休憩することなく黙々と登ります。
あっけない(; ･`д･´)もう日本一の枕木階段制覇してしまいました( ｀ー´)ノ
少し物足りなさを感じつつも汗だくな僕は展望台で休憩することに。
平日という事もあってか・・・誰もいないのです(´-ω-`)
この200度くらい見渡せるパノラマは貸し切り状態。
人の目を気にする事もないので堂々と汗で濡れた服を乾かします。
既に時刻は1時を廻り、お腹が鳴るので 下山する事にしました(ﾟДﾟ)ﾉ
まさに 展望台を降りようとしたその時・・・・・・・・Σ(ﾟДﾟ)
栗野岳登山入口・・・山頂まで約1.8ｋｍ(?_?)
想像もしていなかった強敵と出会いました。
逃げたい・・・・逃げたい・・・。
見なかったことに
知らなかったことに
気付かなかったことに・・・。
逃げたい・・・・逃げたい・・・。
枕木階段の時は勝気だったけど
今 弱い心が僕の中を一瞬で支配します。
と・・・とりあえず 覗いて見ることに(; ･`д･´)
看板を見て弱い心に支配された僕は絶望の淵に立たされます。
(絵的に先が遠い・・・・)
軽装だし 踵が万全じゃないし・・・帰ろう・・・・(´-ω-`)
途中で投げ出すより勇気を持って引き返す事も大事！！
って色んな理由を付けて自分を納得させる僕。
（ 本当に心が弱い・・・(*_*;) ）
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頭の中で弱音を吐いてる僕でしたが・・・
悩んだ末 意地とプライドを賭けて・・・自分の限界を知るべく 行ける所まで登る事に。
思ってたより道は なだらかで・・・意外とスイスイ進む僕(=ﾟωﾟ)ﾉ
そろそろ半分行ったかなと思った頃に☝の看板・・・(;´Д｀)
(残り1,390ｍ・・・・)
また弱い心に支配され半泣き状態(ノД`)・゜・。
しかも道が曖昧になってきます・・・。
不安が一気に恐怖心へと変わります。
気付いてる方もいると思いますが・・・この登山道・・・休憩場所が無いのです(;´Д｀)
疲労と空腹と喉の渇きも重なり・・・脳内が麻痺してきます。
☟☟怪しいキノコを食べそうになったりもするんです☟☟
それでも 足を止めず・・・1歩1歩進むこと40分・・・・
再度 絶望と弱い心と恐怖心・飢えに支配されます。
（ 残り800ｍ・・・・(;´Д｀) ）
足よりも心が限界・・・・・。
このままだと生死を彷徨うことになりそうなので・・・。
ここで初めて登頂を断念し 下山し始めました。
下りはとても楽です(´-ω-`)
身体は楽ですが 何故か心が重いのを感じました。
ここで逃げたら ダメな気がしたのです|дﾟ)
ここに来て初めて弱い心に打ち勝てた気がします。
戻るのをやめて
再び 頂点を目指します( ﾟДﾟ)
もう僕の中に弱い言葉を囁く悪魔はいません(。-`ω-)
ヒタスラ登ります。
残り400ｍを越えると最早 道ではありません・・・(´-ω-`)
崖です・・・常にロープが両サイドに張り巡らせてあります。
そうです・・・軽いロッククライムです(;´Д｀)
でも負けません。
もう体も限界ですが、逆に心の方は気持ちに余裕がある感じなのです( ﾟДﾟ)
崖の途中で最後の看板を発見。
今まで距離表示だったのに・・・急に分刻み(´-ω-`)
「ウソつけ！！！！」
って突っ込みながら山頂を目指す僕。
(※心に余裕があります※)
汗だくで上半身裸になり・・・体もボロボロになった頃 頂上へ( ;∀;)
頂上はご覧のとおり 何もなく(ベンチすら無い)・・・・
ここが頂上なの(。´･ω･)?って感じでしたが
心はとても満たされてます。
☝☝旅の仲間も どことなく嬉しそう☝☝
何度も挫けそうになり 途中で投げ出しそうになったけど・・・
歯を食いしばって乗り越えれて良かった(-_-;)
今年も残り半分・・・この日の頑張りをバネに全力疾走しようと思います(。-`ω-)
下山する時、方向音痴な僕が道に迷いまくって
この日 1番の恐怖心に襲われたのは言うまでもありません(´-ω-`)
(死ぬかと思った・・・・)
最後に・・・今月 こんな登山よりも大変な事と闘う友人に
これを見て少しでも笑いと勇気を与えれれば幸いです|дﾟ)
ガンバレ！！
Written by 澁谷大地
