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スタッフブログ

歴史を造る 1067話

こんにちは、中学卒業したら大工になるって言い張った僕です。
今でもその想いは頭の片隅にずっとあります(´-ω-`)

きっとその想いがあるため
飽くなき道具集めは
止めどなく続いてるのだと思います。

そんな僕は
物をつくる事や職人さんと一緒に作業をする事が大好きです(*´Д`)
漆喰から始まりエイジングなど
繊細な造りや仕上げ方のコダワリになればなるほど
楽しくてワクワクしてくるのです(´-ω-`)

そして今回 僕が挑戦するのは・・・・
造形モルタルを使っての歴史の創造です(*´з`)
そんな僕の思い付きに付き合わされ
アシスタントするのは・・・もちろん我らが成建左官スタッフです(´-ω-`)

新しいことに挑戦する場合
最終的な完成形イメージを説明し
それに伴う適した材料や工法、作業手順を話し合うとこから始まります(‘ω’)ちなみに僕は職人のような器用な手を持っていないので
下地造りは何もせず口だけ出します(´-ω-`)
それは何を造るにしろ不変的事実なのです(´-ω-`)

最終完成イメージのテーマは
”300年前に敷き詰めたレンガの壁”を造るです。

あーだこーだ言いながら
試行錯誤の末
最初に出来上がったのが・・・・これです((+_+))完全に駄作なんです|д゚)
全くもって完成形から遠くかけはなれているのです。
もちろん初めから成功するなんて思ってないので
この後、何度も何度もナゼ失敗をしたのか突き止め
研究し話し合いチャレンジしていくのです。

無情にも時間が経過していくばかりで
中々 納得できるものに仕上がらない僕たち。

いよいよ暗くなってきたので
次の日も朝の早い左官スタッフを帰宅させ
寒い倉庫を締め切り
電気をつけて
黙々と造形する僕。
この日やっと少しだけ納得できるものが最後の最後に出来ました( ;∀;)100%の出来かと言われれば
まだまだですが
なんとなくイメージに近い手応えを感じる僕。

この日から時間を見て僕と左官スタッフの猛特訓が続きました。

猛特訓の末
潰れた手のマメの上にマメが出来、さらにそのマメがつぶれた頃(冗談です)に
いよいよ本番がやってきました|д゚)

協力してくださるのは
ラフェルム会in鹿児島でとてもお世話になったSさん宅です(*´Д`)

障害物の何もない倉庫でするのと
実際の現場でするのとは全く異なりますが
猛特訓を乗り越えた僕と守兄さん(左官スタッフ)は自信満々(´ω`)真剣に作業を行います(´-ω-`)
日常生活用品が置いてありますが
ふざけているわけではなく
至って僕たちは真面目に作業をしているのです(´-ω-`)

まず僕たちは300年も昔から壁の荷重に耐えてきたレンガのストーリーを
作る事にしたのです(´-ω-`)
すると どこに力が強く加わりどこに分散されるのかが自然と見えてくるのです( ゚Д゚)

一生懸命 レンガのストーリーをSさんに話す僕(;´・ω・)

何度も失敗を重ねた僕の辿り着いた結論は
「大胆に 大胆に 大胆に」です(´-ω-`)

300年も同じ場所に佇んでいるという事は・・・・・・・(;´Д`)
とりあえず勝手に創ったレンガ物語を語るのは辞めておきます(´・ω・`)

なんだかんだでお抱え塗装職人を呼び出し
手は動かさずうるさく口だしして
☟出来上がったのがコレ☟自然な感じにレンガの歴史を物語らせることが出来
この仕上がりに胸を撫でおろす僕たち( ;∀;)
ここまでの道のりは果てしなく長かった・・・・・。

もちろんラフェルム会in鹿児島の時も
大反響でした( ;∀;)

いやぁ 我ながら良い仕事をした・・・と感じた今日この頃でした(´ω`)

 

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